世界にはたくさんの国がありますが、いずれの国も国旗を持っています。国旗にはそれぞれ意味があり、各国の文化や価値観、歴史や宗教、政治形態などを最もよく表したシンボルです。グローバリゼーションの時代にあって、各国の国旗を知ることは国際理解の第一歩です。
「旗章学」は、国旗を始めとする世界各国の様々な「旗」を科学的に調査・研究する学問です。日本旗章学協会は、「旗」に関心をもつ人々の情報交流を目的に活動を行っています。
【重要なお知らせ】
●当会への入会申請をご連絡いただいた方は、メールボックスをご確認の上、当会会員管理担当の桂田までご返信頂ますよう、よろしくお願いいたします。
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パリオリンピック開会式当日、日本旗章学協会のメンバーが生中継にあわせて国旗解説を生配信します!
ぜひご覧ください!
日本旗章学協会の桂田会長、苅安前会長、菅原正子氏の3名は、中華人民共和国・北京で開催された第30回国際旗章学会議(International Congress of Vexillology)に参加しました。会議中、桂田会長と菅原氏がレクチャーを行いました。
菅原氏の報告"Historical Military Flags with Chinese Characters: Japanese Banner with the Name of the GOD"は、今大会のBest paper awardであるWhitney Smith Awardを受賞しました。
中国旗幟学研究中心(VRCC)公式ホームページ:http://en.vrcc.org.cn/
写真はVRCC提供。
当会の創設以降、会長を務めてきた苅安氏が2023年度の任期満了に伴い退任しました。
2024年度以降は、これまで企画管理を担当してきた桂田氏が会長に就任します。以下に新会長の挨拶を掲示します。
このたび、2代目の会長に就きました桂田祐介ともうします。
創設以来12期24年にわたって日本旗章学協会を率いてこられた前任の苅安望前会長は、数々の著作を発表されるとともに、2009年の第23回国際旗章学会議の成功をはじめ、旗章学の周知と協会の発展に大きく貢献されてきました。現在は会員数が大幅に増え、協会に期待される活動内容は多岐にわたっています。これまでの業績と多様な会員の潜在力を原動力に、学際的な研究領域としての旗章学の発展と次世代への継承をさらに進めていきたいと考えています。
令和6年1月 日本旗章学協会 会長
桂田祐介
研究成果ならびに旗章学関連のトピックスを紹介する査読付き論文誌として、会誌『旗章学』第3巻を発行いたしました。今号に掲載された投稿記事は以下のとおりです。
『旗章学』第3号 令和4年(2022)
-(研究ノート)『내 고장 象徴物総覧』(1987)から見る大韓民国の自治体旗章 大町 駿介
-(研究ノート)自衛隊における旗章関連訓令の成立
―『海上自衛隊旗章規則原議』と『自衛隊の旗に関する訓令原議』から ― 西浦 和孝
-(資料紹介)江戸時代に外国人がみた葵御紋
―日の丸以前の「皇帝の紋章」― 菅原 正子
研究成果ならびに旗章学関連のトピックスを紹介する査読付き論文誌として、会誌『旗章学』第2巻を発行いたしました。今号に掲載された投稿記事は以下のとおりです。
『旗章学』第2号 令和3年(2021)
-(論文)明治・大正期における市町村旗の成立と展開
ー新出資料『市町村歌集:附録市町村旗調』を中心としてー 大町 駿介・西浦 和孝
-(研究ノート)『平治物語』にみえる源平の白旗と赤印 菅原正子
-(資料紹介)イラン南東部ルート砂漠から出土した“最古の旗”シャハダード・スタンダード 桂田 祐介
東京オリンピック開会式当日、日本旗章学協会のメンバーが生中継にあわせて国旗解説を生配信します!
ぜひご覧ください!
研究成果ならびに旗章学関連のトピックスを紹介する査読付き論文誌として、会誌『旗章学』を創刊いたしました。今後、年一回の発行を予定しています。創刊号に掲載された投稿記事は以下のとおりです。
『旗章学』第1号 令和2年(2020)
-(特別寄稿)Japan at the Olympics and Her Flags Zachary Harden
-(研究ノート)明治期の日本における地方自治体の旗章の数例 大町 駿介
-(研究ノート)令和の即位礼正殿の儀に掲げられた旛と新設された上皇旗・皇嗣旗について 西浦 和孝
-(資料紹介)太平天国と令旗―浙江省博物館所蔵の象山県監軍令旗から― 菅原正子
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日本旗章学協会5月度月例会に、マケドニア紋章学会(Macedonia Heraldry Society)事務局よりAlexandar Gizarovski氏が来日され、当会と情報交換を行いました。
マケドニア紋章学会ホームページ(英語・マケドニア語)http://heraldika.org.mk/en/
日本旗章学協会はオーストラリア・シドニーで開催中の第26回国際旗章学会議(International Congress of Vexillology)に参加中です。会議2日目には苅安会長がレクチャー(Japanese Service ensigns in international trade across the pacific)を行いました。
公式ホームページ:http://www.icv26.com.au/
平成25年10月15日、東京瓦会館(千代田区)において、タイ旗章学協会(TVA)と日本旗章学協会との交流会が行われました。TVAは当会に次ぐ、アジアに拠点を置く旗章研究団体です。また、当会の苅安会長と桂田会員が同年にタイ国旗博物館を訪問しました。Youtubeにアップされた交流会の様子を御覧ください。
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