「上皇旗」公式初掲揚(2019.06.07)

 上皇旗が初めて使用されました。皇室の方々の旗章を紹介するページを併せてご活用ください。

『ポプラディア プラス 世界の国々』が第21回学校図書館出版賞大賞を受賞(2019.06.30)

ポプラ社より発行された『ポプラディア プラス 世界の国々』では、当会会長の苅安が国旗・国章の監修を担当しています。

同書が先日、第21回学校図書館出版賞大賞を受賞しました。

同社ホームページに苅安会長のインタビューが掲載されましたので、御覧ください。

https://www.poplar.co.jp/topics/48029.html

森下会員新刊案内(2018.04.30)

日本旗章学協会会員の森下智氏による新刊『帝国陸軍の軍旗 歩兵騎兵聯隊軍旗の歴史』が発行されました。

 

 旧日本陸軍の歩兵聯隊及び騎兵聯隊に対して 天皇陛下から親授された「軍旗」の歴史について総合的・体系的に論述するものです。

 陸軍の軍旗は、陸海軍を統率する大元帥たる 天皇陛下から、歩兵・騎兵聯隊に対して親しく授与された旗であり、 陛下御躬ら統率される軍隊であることの御徽であって、軍人にとって軍旗が現れるのは即ち 陛下の御親臨に等しいとされる特別な旗でした。

 軍旗は古の錦の御旗に相当するものであり、それ故、軍旗は極めて神聖な存在として取り扱われ、戦場で傷んだからといって他の物品のように軽易に作り直したり大きな修復をしたりすることはありませんでした。 明治初期に授与された古い軍旗は、幾多の戦役や事変等を経て、旗の本体部分が破れて滅失し紫色の総(ふさ)のみになってしまいましたが、むしろ 天皇陛下の御馬前で勝利を重ねてきた歴戦の精鋭聯隊であることを示すものとして大いに誇りとされました。

 一部の軍旗は、聯隊の改廃により宮中に奉還されたり、戦時中に喪失されたりしましたが、多くの軍旗は大東亜戦争の終結まで各聯隊により捧持されました。 そして、終戦後間もなく、歩兵第三百二十一聯隊等一部を除き、各聯隊の軍旗は将兵の復員に先立って奉焼され、それぞれの歴史に終止符を打ちました。

 今日、軍旗に関する史資料の大部分は、あちらこちらに分散して存在しているため、何か1つの事柄を調べるだけでも複数の資料にアクセスしなければならず、長時間をかけて大変煩雑な過程を経なければならないのが実情です。

 本書は、元大本営参謀高市近雄氏らの貴重な先行研究の成果等を踏まえ、太政官・陸軍等の公文書をはじめとする第1次資料を主体に、元軍人の関係者の方々の証言やその他関係資料等を加味して、帝國陸軍の軍旗に関する広範多岐にわたる諸事項を考察し、体型的に整理したものです。

 

詳細は、帝国陸海軍史研究会(http://www.jshian.jp/gunki.html)まで。

10月1日は“World Vexillology Day”

本年8月にロンドン開催された第27回国際旗章学会議(ICV27)において、10月1日を「旗章学の日」として定めることが決まりました。これは、昨年11月17日に逝去された旗章学の創始者ホイットニー・スミス博士(Dr. Whitney Smith)が、ゲルハルト・グラール氏(Mr. Gerhard Grahl)とともに、世界初の旗章学雑誌『The Flag Bulletin』を発刊した1961年10月1日にちなむものです。FIAV加盟団体であるJAVAとしても、今後Vexidayに参加することを検討中です。

苅安会長新刊案内(2017.08.20)

 日本旗章学協会会長の苅安望著『世界の国旗・国章歴史大図鑑』が山川出版社より出版されました。

 

★ 世界の独立国197カ国の歴史的な国旗を網羅。類書の15倍を超える3000点以上の国旗・国章(地域旗、軍旗も含む)を図柄解説つきでオールカラー掲載。

★ 各国国旗の歴史的変遷をわかりやすくレイアウトし、国旗からその国の歴史がわかる「世界にも類のない」(著者)大図鑑です。

 

詳細は山川出版社(https://www.yamakawa.co.jp/product/16004)まで

苅安会長・西浦会員新刊案内(2017.06.25)

 昨年に刊行された日本旗章学協会会長の苅安望著『日本「地方旗」図鑑』の「解読編」が、西浦会員との共著で『日本「地方旗」図鑑 解読編: ふるさとの旗を読む』と題してえにし書房より7月5日に出版されます。

 

ふるさとの旗を愉しもう!かつてない図鑑として大好評の日本「地方旗」図鑑をより深く分析し、読み解く愉しさを伝える「解読編」。色での分類、都道府県旗の影響、デザインのモチーフ分類(植物、動物、天体、器物建造物、文様)、類似旗分析など様々な視点から解読。また、貴重な旧都道府県旗、シンボル旗、略旗、標旗都道府県の警察旗、県漁業取締旗、市消防旗も紹介解説。新たに発見された68の廃止市町村旗を追加し、1788旗を一覧できる「日本の都道府県・市町村旗一覧」(本書一体型、切り離し式)を付す。

 

詳細はえにし書房(http://www.enishishobo.co.jp/)まで

フジテレビ『さまぁ~ずの神ギ問』に出演しました(2016.11.27)

苅安会長がフジテレビ『さまぁ〜ずの神ギ問』に出演し、「なんでヨーロッパって3色の国旗が多いの?」との疑問に答えました。

苅安会長がフラッグリサーチセンターのフェローに選出されました(2016.10.17)

 10月7日、苅安会長がアメリカのフラッグリサーチセンター(FRC)のフェローに選出されました。FRCフェローへの選出は日本人としては初めてのことです。フェロー選出によって、苅安会長は海外研究員としてフラッグリサーチセンターが発行するジャーナル『The Flag Bulletin』への投稿資格を得ることになります。

 フラッグリサーチセンターは、旗章学(Vexillology)の提唱者であるホイットニー・スミス博士によって1962年に設立された旗章研究団体です。博士の引退後はセンターの蔵書とともに米国テキサス大学内に移転されました。博士の引退後に休止していた『The Flag Bulletin』の発行は、2017年より再開する予定です。

 なお、苅安会長は2009年に開催されたICV23(国際旗章学会議)によってFIAV(旗章学協会国際連盟)フェローにも選出されています。

FRCが発行するジャーナル『The Flag Bulletin』の目録(1961-1981)
FRCが発行するジャーナル『The Flag Bulletin』の目録(1961-1981)

苅安会長新刊案内(2016.08.29)

日本旗章学協会会長の苅安望監修の『PriPri世界の国旗図鑑 国旗のぬりえCD-ROM付 (PriPriブックス)』が世界文化社より9月6日に出版されます。

 

秋の運動会に向けて、園では国旗製作の活動などがよく行われます。特に今年はオリンピック開催直後なので子どもたちの国旗への関心が高まります。そのタイミングにあわせた、国旗作りに便利で楽しい、国旗のぬりえを収録したCD-ROM付きの国旗図鑑です。世界各国の「こんにちは」のことばも紹介しています。

 

詳細は世界文化社(http://www.sekaibunka.com/)まで

苅安会長新刊案内(2016.08.04)

日本旗章学協会会長の苅安望の新刊『改訂版世界の国旗図鑑』が偕成社より出版されました。本書は2007年に発売された『世界の国旗図鑑―歴史とともに進化する国旗』を増補し内容を最新のものに改定したものです。リオデジャネイロオリンピック観戦のお供にぜひどうぞ。

 

旗章学協会国際連盟(FIAV)の公認団体である日本旗章学協会会長の著者による国旗図鑑。世界全独立国国旗、あわせて国際オリンピック委員会(IOC)加盟地域の域旗を掲載。現在使われている国旗を正確な比率で示し、国旗の由来、その国の成り立ちと国のデータなどもあわせて紹介している。現行国旗の制定年、またその前旗や旧旗など、過去に使用されていた国旗の図案も同時に掲載。「世界の復活国旗」「国旗の回転について」「幕末の世界の国旗本を読む」などのコラムも楽しい。小学生のとき、デパートで開催された「楽しい社会科、世界の国旗展」を見たころから国旗への情熱が高まったという、筋金いりの国旗研究家の著者による充実の国旗図鑑。

 

詳細は偕成社(http://www.kaiseisha.co.jp/index.php?page=shop.product_details&flypage=flypage.tpl&product_id=6853&vmcchk=1&option=com_virtuemart&Itemid=9)まで

加藤会員新刊案内(2016.08.02)

加藤会員の新刊『戦国武将「旗指物」大鑑』がえにし書房より発売されました。本書は2010年に彩流社から刊行された『戦国武将「旗指物」大鑑』から、新たに24人の武将とその旗35本を追加し、その後に判明した新資料をもとに改めたものです。

 

戦国時代の武将24人増補し236人、約450を超える旗指物を一次資料(屏風絵)中心に再現・編集。各武将の略歴(系図)・家紋も掲載した本格的旗指物資料の決定版!

 

詳細はえにし書房(http://www.enishishobo.co.jp/)または版元ドットコム(http://www.hanmoto.com/bd/isbn/978-4-908073-27-4)まで

越川事務局長監修新刊案内(2016.06.05)

日本旗章学協会事務局長の越川頼知が監修した『世界の国旗カード100』が幻冬舎から発売されました。

 

世界各国から、100枚の国旗が大集合! あなたはいくつわかるかな?

ニュースなどでよく聞く国、国旗のデザインがおもしろい国などから、 100カ国の国旗を選びカードにしました。 カード裏面には、国名(正式名称)、略号(IOC基準に準拠)、首都名、国旗についての説明を掲載。

付録の世界地図をつかって、国の場所を探すこともできます。

国旗を知れば、世界がグッと近くなる!

 

詳細は幻冬舎(http://www.gentosha-edu.co.jp/products/post-233.html)まで

熊谷会員新刊案内(2016.05.30)

日本旗章学協会会員の熊谷晃の新刊『旧制高校の校章と旗』が6月7日に発売されます。

 

外地を含む38の旧制高校の校章(記章・帽章=バッジ)校旗、を完全網羅!日本の高等教育の稀有な成功例である旧制高校を、独自の切り口で紹介する初の書!一高同窓会資料委員として活躍し、多くの一級資料収集の機会を得た著者の60年以上に渡る蓄積の集大成。500点を超える図版、画像をふんだんに用い、それぞれのデザインに込められた意味、来歴、誇り、伝統…を各校ごとに紹介する。良き時代の気高い精神を次世代につなぐ!

 

詳細はえにし書房(http://www.enishishobo.co.jp/)または版元ドットコム(http://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784908073229)まで

苅安会長新刊案内(2016.05.30)

日本旗章学協会会長の苅安望の新刊『日本「地方旗」図鑑―ふるさとの旗の記録』が発売されました。前著『世界「地方旗」図鑑』の姉妹書にあたります。

 

3000を超える都道府県、市町村の旗を掲載した比類なき図鑑。日本47の都道府県旗と1,741の市町村旗のすべてを正確な色・デザインで地図と共に掲載、解説を加える。さらに「平成の大合併」に伴い廃止された1,247の「廃止旗」も旧市町村名とともに掲載。忘れ去られ、消えゆく運命にある旗たちの記録は合併により失われたふるさとのよすがとしても貴重である。

 

詳細はえにし書房(http://www.enishishobo.co.jp/)または版元ドットコム(http://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784908073250)まで

越川事務局長監修新刊案内(2016.03.18)

日本旗章学協会事務局長の越川頼知が監修した『たのしい世界の国旗えほん』が発売されました。

 

世界の国旗を大きく紹介した絵本です。国名が日本と英語とIOC基準の国名コード(例えば日本名ならJPN)も載っているので、オリンピックや世界大会などのテレビを観ながら世界で活躍する選手の出身国もすぐわかります。さらに、主要国にはその国で有名な事物(建造物、遺産、動物など)もイラストで表示し、子どものインスピレーションを刺激します。ユニークなデザインの国旗が続々登場し、めくるだけでも楽しめる一冊です。

 

詳細は池田書店(http://www.ikedashoten.co.jp/book-details.php?isbn=978-4-262-15480-0)まで

苅安会長新刊案内(2016.03.02)

日本旗章学協会会長の苅安望の新刊,『決定版 国旗と国章図鑑(Definitive Edition Pictorial Book of National Flags & Emblems of the World)』が3月2日に発売予定です

 

本書は、国の分裂・統合・革命・独立などによって変わる世界各国の国旗を、その変遷も含めて ビジュアルで紹介した画期的な図鑑です。さらに国旗に加え、意匠が複雑で面白い国章も掲載。 旗章学研究の第一人者・苅安 望氏の、50年近い国旗研究の集大成とも言える一冊です。漢字には すべてルビを振り、国データも併記してあるので、お子様の学習にもぴったりで、2016年のリオ五輪、 2020年の東京五輪観戦のお供にも最適。一家に一冊常備したい図鑑です。

 

ご購入・詳細は世界文化社(http://www.sekaibunka.com/book/exec/cs/16404.html)まで

苅安会長新刊案内(2015.09.14)

日本旗章学協会会長の苅安望の新刊,『世界「地方旗」図鑑』が9月25日に発売予定です

 

世界各国の「地方旗」を網羅した世界初の書、ついに完成!ほとんど知られていない旗を体系的に紹介する旗章学研究の金字塔。独立国… 世界各国の「地方旗」を網羅した世界初の書、ついに完成! ほとんど知られていない旗を体系的に紹介する旗章学研究の金字塔。独立国198 カ国の政治体制・地方行政単位が地図と共に幅広く理解できる稀有な書。

 

詳細はえにし書房(http://www.enishishobo.co.jp/)または版元ドットコム(http://www.hanmoto.com/bd/isbn/978-4-908073-15-1)まで

「ニウエ」を国家承認(2015.05.15)

去る5月15日、日本国政府は太平洋にあるニウエを国家として承認しました。2011年のクック諸島に次ぐニュージーランドとの自由連合にある地域を独立国扱いしたことになります。


国旗は1975年に制定されています。カントンに英国国旗、その中に大きな黄色い五角星を入れた青円と4個の小さな黄色い5角星を配した黄旗。

黄はニウエを照らす明るい太陽とニウエ国民がニュージーランドとその国民に抱く温かい気持ちを、カントンの英国国旗は過去の英国との保護関係を表しています。

4個の五角星は南十字星と、1901年から続くニュージーランドとの友好関係、青円に入った大きな五角星は太平洋の離島ニウエの自治を表しています。

ニウエの国旗 [1:2]
ニウエの国旗 [1:2]

新国旗情報

最近の国旗変更情報をお知らせします。

パラグアイ(2013年7月15日)

パラグアイの国旗は、裏表でデザインが異なることで有名です。昨年の7月に国旗の紋章のデザインが変更されました。従来の国旗に比べてデザインが簡素化されました。

ベラルーシ(2012年2月)

ベラルーシの国旗のホイストには伝統的な民族文様が描かれています。2012年に文様のデザインが変更になりました。

マラウイ(2012年5月28日)

2012年5月、マラウイの国旗が独立当初のものに戻りました。

日本旗章学協会は旗章学協会国際連盟のオフィシャルメンバーです。

The JAVA is an official member of the International Federation of Vexillological Associations(FIAV).